本当に海外ドラマ100作品以上見た私が選んだおすすめしたいドラマランキング
私は海外ドラマが大好きで100作品近くの海外ドラマを見てきました。海外ドラマの魅力は、映画と比べて尺が長いためより深いストーリーが楽しめることだと思います。
アメリカのドラマは質が非常に高く、日本でいう半沢直樹クラスのドラマがごろごろあります。その中でも本当におすすめできるドラマをご紹介します。
1位
デスパレートな妻たち(Desperate Housewives)
アメリカの架空の高級住宅街、ウィステリア通りに住む主婦たちの話なんですが、コメディ、サスペンス共に一級品で、人間ドラマはいくらみても飽きません。
画のタッチもとても美しく華やかです。このドラマの一番の特徴は、‘デスパレート’なできごとも、コミカルに書いている点で、ポジティブに生きる大切さを教えてくれます。上のパッケージから想像できないくらいコミカルなタッチで、気軽に見れるドラマです。
登場人物も個性豊かで見ている人を飽きさせません。演技も確かなものがあり、主演のテリーハッチャーがゴールデングローブ賞、リネット役のフェリシティハフマンがエミー賞を受賞しています。
とても長い期間に渡って放送されたドラマなので、子役たちの成長も見れてわくわくします。
実際にアメリカの高級住宅街に住んでいるかのような気持ちになります。面白すぎて正直、シーズン1からシーズン8まで中だるみは一度もしませんでした。
女性なら尚更楽しめると思います。
2位
パーソンオブインタレスト(Person Of Interest)
人工知能の予測を元に、元CIAのエージェントと謎の大金持ちが凶悪犯罪を阻止するために奔走する話です。
生きる意味を無くしホームレスになっていた元CIAのエージェント、リースはある日謎の男フィンチに拾われ、人工知能の指示の元人助けをするようになり次第に自分を取り戻していきます。
他のドラマのように必ず人助けが成功するわけでもなく、はらはらさせられます。インターステラーなどで自身も脚本を務めたクリストファーノーランの弟ジョナサンノーランの脚本でアメリカのドラマの中でも別格の質です。
プロデューサーは、スター・ウォーズなどのJJエイブラムスです。配役も絶妙で、メインの二人はもちろん、ファスコ刑事など素晴らしい味を出してます。
3位
バンシー(Banshee)
刑務所から出所したある男は、フィラデルフィア州バンシーで保安官になりすまします。マフィアとの戦いを描いたこのドラマはとにかくアクションが凄いです。
今まで1000本以上映画を観ましたが、どのアクション映画よりも凄いと思います。カメラワークなど革新的で、その圧倒的なアクションは観ていて酔いしれます。
また、ハードボイルドな雰囲気がとても格好よく、ヒロインも美しいです。騙されたと思って一話観ていただきたいです。
4位
ホームランド(Homeland)
イラクから帰還した英雄は、イラクに寝返ったのか本当に英雄なのか、CIAのエージェントが暴いていきます。
イスラエルのドラマが元になっています。
このドラマは演出、脚本などスタッフが素晴らしく、あたかも一人の諜報員に密着したドキュメンタリーを観ているように感じられます。視聴率重視のドラマのようなよけいな演出、ご都合主義の脚本はありません。とにかく緊迫感が凄いです。
また、演者の演技力が非常に高く、主演のクレアデイビス、ダミアンルイスはエミー賞を受賞しています。これはドラマだということを忘れさせてくれるような演技をしてくれています。
このドラマの素晴らしさにバラクオバマ氏も魅了され、ホームランドのファンだということを公言しています。
シーズン1、2、3とシーズンごとに面白くなっていき、シーズン3の完成度は凄すぎます。シーズン4からはストーリーが次の展開に移ります。ソウルという主人公が心の拠り所としているCIAのおじさんがいるのですが、非常にいい味を出しています。
5位
ストレンジャーシングス(Stranger Things)
ネットフリックスオリジナルのSFで、ネットフリックスで最も人気のあるドラマです。1980年代のアメリカを舞台としています。SFで、子役ばかりですが決してお子様向けのドラマではありません。大人向けのドラマです。
演者は新人の子役を多く使っていて、それぞれ演技力が非常に高いです。個性的な少女役のミリーボブブラウンをはじめ、このドラマで一気に人気になりました。
一話を観て、その斬新な設定に引き込まれました。ストレンジャーシングスは斬新的で、これからの海外ドラマの方向性を提示してくれている革新的なドラマです。
だいたいこういうSFは、予告で期待させておいてつまらないものが多いのですが、このドラマはとても面白いです。エミー賞を受賞しています。
6位
ザキリング
このドラマは今まで見たどのミステリー映画、ドラマよりもリアリティーがあり、精巧に作られています。元はデンマークの人気ドラマで脚本などを変えアメリカでリメイクされた作品です。
俳優陣がとにかく素晴らしく演技力が高すぎてドラマというよりもドキュメンタリーのように感じられます。主演のミレイユイーノスはエミー賞で主演女優賞を受賞しています。あまりにリアルなため感情移入しすぎてしまい、登場人物の悲しみが入ってきて気持ち悪くなってしまいましたが、それだけ凄いドラマです。
演出、脚本も非常に良く、ぐんぐん話に引き込まれていってしまいます。犯人も最後まで予想がつかずラストは衝撃的です。
シーズン2までがひとつの話の区切りとなっていて、シーズン3、4は別の事件を扱うストーリーです。とても暗い話ですが、ドキュメンタリータッチが好きな本格派におすすめの非常に良いドラマです。
リンデン刑事とホールダー刑事のコンビもいい味が出てます。本当に素晴らしい作品です。ぜひ見ていただきたいです。
7位 オザークへようこそ
オザークへようこそはネットフリックスオリジナルドラマです。あんまり期待せずに観たのですがこれが大当たりのドラマでした。
あらすじはフィナンシャルアドバイザーの家族持ちの主人公はごく普通の事業の傍ら麻薬カルテルの資金洗浄を相棒と共に行っているが、なんと相棒がカルテルの金を盗んでいたことが発覚し、窮地に立たされる。殺される直前で主人公は機転を効かしカルテルに対しオザーク湖で新たな資金洗浄を行うことを提案する、というものです。
主人公がかなり頭が切れる人物でプレゼン能力が凄いです。主人公がこちらが感心してしまうような機転と、巧みな会話術で次々と相手を論破していきます。知性という武器を使い、相手を次々と納得させていく様子がとても痛快で、気持ちいいです。こういうドラマを求めていました。
本当に面白い海外ドラマを見つけるに知っておきたいこと
1 話の途中で打ち切りになっている作品は避けるべき
2 ネットフリックスのドラマは外れも少ないが大当たりの作品も少ない(攻めてる作品が少ない)
3 アマゾンオリジナル作品は面白い作品が多い(攻めてる作品が多く、つまらない作品はほとんどない)
4 HBOの作品は面白いものが多い(バンシー、ウェストワールド、ゲームオブスローンズなど)
5 映画と違いマイナーな作品で面白い作品は少ない