レヴェナントネタバレなしレビュー(レオナルドディカプリオ主演映画)

レオナルドディカプリオがオスカーを受賞した息子を殺された父親の復讐劇を描いた作品です。ディカプリオの演技ももちろん良かったですが、自然の冷酷さ、過酷さそして美しさが上手く描写されていて見応えがありました。

それもそのはず、撮影は2013年のゼログラビティ、2014年のバードマンでオスカーの撮影賞を受賞している名カメラマン、エマニュエルルベツキが行っています。2015年もこの作品で撮影賞を獲得し、3年連続での受賞となっています。

特にグリズリーに襲われるシーンは迫力が凄いです。CGには見えず、自分があたかも襲われてる感覚になりました。

馬の内臓をえぐって体内で寒さをしのぐシーンもリアリティーがあり、良かったです。

トムハーディが敵役ですが、イケメンのイメージしかなかったのでこんな憎たらしくて汚い中年男の役もできるのは新たな発見でした。

ディカプリオも若い頃のイケメンから脱皮して華麗なるギャツビー、ウルフオブウォールストリートのような成金やこのレヴェナントのような男臭い役も演じられるようになり、凄い役者になったなと思います。

 よく言われてるようにディカプリオの作品に外れはないですね。