近未来に実現、3Dプリンタにより個人が工場を持つ未来
3Dプリンタによる素晴らしい未来の到来
実現予測 2030年代前半
近年IT、テクノロジーにより個人の力が急激に高まっていますが、このままのペースで進歩し続ければモノづくりにおいても個人が中心になる世の中はそう遠くないと感じています。
現在、モノづくりの大部分を担っているのは大企業ですが、近いうちに3Dプリンタでの個人の製造が中心になると思います。
そう考える理由として現行の体制の製造業はすでに限界にきていることが挙げられます。工業の発展により、大量生産による製造が行われてきましたが、特に先進国ではすでにモノが行き渡りモノが売れなくなって来ています。
そのうち発展途上国にも生活必需品が行き渡ります。モノが行き渡ると、人々は人と違ったオリジナリティに富んだ商品、製品を求めるようになるのでこれまでのような大量生産された差別化言いがたい製品は売れなくなるでしょう。
先進国ではすでにその傾向が出てきてます。日本でもモノが売れなくなったというニュースはよく聞きますね。
そこで、少し前に話題になり始めた3Dプリンタが技術革新により個人が安価で手にするようになります。スマートフォンのように一人一台の時代がきます。すると、個人が工場を所有することになり設計、生産が家で完結するようになります。つまり、一人一人が製造者になるのです。
私が考える未来はこうです。
消費者は、気に入った商品のデータを購入します。すると、その商品のデータが3Dプリンタに転送され、注文した商品がその場で作られます。
とてもわくわくしませんか?インターネットを利用すれば、世界の裏側にいる人が作った商品を一瞬で手に入れることができるようになるのです。
日本にいながらにしてブラジルのデザイナーが作ったバッグが数分で手に入る世の中です。もし3Dプリンタがさらに進化して、飲み物や食べ物もデータを読み込むだけでプリントできるようになればさらにすごそうです。
このような個人が力をもった世界では、今までのように会計だけできる人よりも、企画もデザインもマーケティングもできる人が生き残っていきます。
私も来る未来に備えたくさんのことを勉強中です。